ドキュメンタリー映画『結び、紡ぐ。』上映会中止のお知らせとお詫び
NPO法人COuSAは、2026年2月21日に予定しておりました、ドキュメンタリー映画
『結び、紡ぐ。 – 名護市中山区に息づく継承 -』の上映会を中止することとしました。
この上映会を、楽しみにお待ちいただいていた皆様、
また開催に向けてたくさんのご支援を賜りました関係者の皆様に、
多大なるご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
■ 本作品制作の経緯について
昨年度、法人設立前より学校側からの依頼を受け、『顔を写してほしくない』等の
お申し出をいただいた方への配慮をしたうえで、学校内の映像も含めた
中山分校の紹介動画制作の制作、発信をサポートしてまいりました。
今年度におきましても、中山区からのご相談を背景に、
「地域の持続化を目指した教育プログラムのデザインと伝統文化の発信」を
目的として、先生方と授業計画を一緒に作成させていただくなどのステップを踏みながら
活動させていただいておりました。
本作は、名護市中山区の伝統ある「豊年祭」の継承と、地域・学校が連携した教育活動の姿を
描いた作品です。制作にあたっては、中山区と連携し、確認・承諾のプロセスを経て
準備を進めてまいりました。
また、2026年2月5日には、中山公民館での完成披露上映会を開催するなど、
地域内での共有プロセスも段階的に踏んでまいりました。
しかしながら、上映間際になり、一部の保護者の方や地域住民の方より、
地域全体への説明不足や出演者全員への承諾確認について、
より慎重な配慮を求めるご指摘を頂戴いたしました。
これを受け、中山区の皆様に向けて説明会を開催し、ご理解を賜るべく努めてまいりました。
しかし、やはり区としての結論は「上映を開催することを喜ぶことはできない」と頂戴し、
舞台となった中山区の皆様に心から歓迎されない形での公開は、
本プロジェクトの趣旨である「地域の持続性をつくる」ということ、
本作品が目指していた「中山区の皆様が、中山区自身で取り組まれていることの尊さを、
実感していただくこと」という点からも、私たちが望む形ではないと判断し、
苦渋の決断ではございますが、今回の上映会を中止することといたしました。
これまでのプロセスにおいて、中山区や学校との連携は図っていたものの、
地域住民の皆様お一人おひとりへの周知や配慮が行き届かなかったことは
私たちの努力不足であったと真摯に受け止めております。
■ お申し込みいただいた皆様へ
上映2日前というタイミングでのお知らせとなり、ご予定を調整いただいていた皆様には
大変なご迷惑をおかけいたします。事前の参加申し込みをいただいていた方には、
直接メールまたはお電話にてご連絡を差し上げます。
また、当日会場へお越しいただく方への対応として、
当日は担当スタッフが会場(nagonova)にて待機し、直接お詫びとご説明をさせていただきます。
■ 今後の活動について
今回の事態を受け、地域主体の文化発信や肖像権、合意形成のあり方について、
より一層の配慮と誠実な対話を重ねていく所存です。
これまで本プロジェクトを温かく見守ってくださった皆様、そして
「楽しみにしてるよ」と背中を押してくださった皆様の期待に応えられず、心苦しい限りです。
適切に反省し、今後も、自分の『好き!』や興味関心にもとづき、
自己決定ができる未来を目指し取り組みを重ねてまいります。
NPO法人COuSA